大和市S邸/それぞれの居場所を楽しむ家 基礎工事〜配筋まで
2021年 07月 24日
おはようございます。
吉澤です。
大和市S様邸の基礎工事、順調に進んでいます。
根切り後は砂利敷きです。
砕石と呼ばれる砂利を敷き詰め、ランマーを使い地盤を締め固めます。
地盤をしっかりと締めることで、建物が沈む事を防ぎます。
この工程は「地業」と呼びます。
地業の後、建物の基準を書いたり職人さんの作業性を上げる為、捨てコンクリートを流します。
捨てコンを流すことで工事が進めやすくなるのでとても大切な工程です。
ここまで整ったら次は配筋です。
基礎は鉄筋コンクリートでできており、必要な鉄筋を図面通りに組み立てます。
配筋は基礎の寿命や強度に直接影響のある非常に重要な工程です。
配筋検査が済み、型枠を組んでいきます。
型枠とはコンクリートを流して固める為の枠です。
型枠もやはり図面通りに組み立てていきます。
この後、型枠組みが済んだらコンクリート打設前にアンカーボルトと呼ばれる建物の構造材と基礎をつなげる金属部材を設置します。
〜
→コンクリート打設
→養生
→型枠外し
→バリ取り
この後、以上のような工程を行っていきます。
基礎は建築が始まると見えなくなります。けれどとても大切な建物の一部です。
いつもの工程をいつも通り。
同じ現場はありません。ベテランの職人さんの厳しい目で細やかに仕上げていきます。
基礎は新築工事の始まりも兼ねています。
工事はどうしても作業音などがつきもの。
施主様が今後長く住む土地なので、近隣の方々とも上手くお付き合いする事もとても大切な仕事です。
私たちのすべき事、建物だけでなく目に見えない事も溢さずひとつひとつしっかりと。
大和市のS様邸現場レポートはまた次回へ。
by kubotajyukengenba
| 2021-07-24 09:10
| 大和市S邸 それぞれの居場所を楽しむ家
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